スクールソーシャルワーカー
学校の中でさまざまな困難に直面している子どもたちを、子どもたちの側に立って支えるサポーター、それがスクールソーシャルワーカーです。
日本では、まだなじみが薄い仕事ですが、スクールソーシャルワーク発祥の地アメリ力では、すでに1万人以上が学校制度の中で活動しています。
スウェーデン、フィンランドなど北欧諸国、アジアでは香港などを中心に、世界各国に広がりつつあります。
スクールソーシャルワークは、学校をべースに、子どもたちの成長を阻害する要因を取り除き、生活の質を高めていけるよう支援するシステム。
子どもの人格を尊重し、一人ひとりのニーズに応じたサポートを重視します。
子どもが「話を聞いて!」とサインを発していればじっくり話を聞き、不登校の子どもには、無理に登校を促すより自分の道をしっかり探すようアドバイスします。
地域の人々や児童相談所などの機関と積極的に連携して、悩みの軽減をはかる場合もあります。
スクールカウンセラーは、子どもの心の中でもつれた糸を、相談室でのカウンセリングで解きほぐし、問題の解決をはかるという手法を用います。
一方スクールソーシャルワーカーは、問題は子どもと環境との関係から生まれるという視点から、本人だけでなく家族や周囲の人、学校、さまざまな機関にも働きかけ、各種の制度も利用して解決をはかります。
人と人、家庭や学校、地域社会のつながりが希薄化するなかで、子どもたちは問題を抱えながら孤立感を深めています。
子どもたちの問題点だけに目を向けるのではなく、その子の可能性に注目し、
困難をともに乗り越えていくパートナーとして活動するスクールソーシャルワーカー。
これから注目していきたい仕事です。
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