フェミニストカウンセラー
フェミニストカウンセリング(セラピーともいう)は、1960年代後半から70年代にかけてアメリカで起こったフェミニズムの運動をきっかけとして誕生しました。
伝統的なカウンセリングと異なる点は、フェミニズムの視点で行われるという点です。
日本に初めて紹介されたのは1980年です。
その技法としてあげられるものに1対1での個人セラピーがあります。
一般的なカウンセリングの形と同じようではありますが、フェミニストカウンセリングの理念として、カウンセラーとクライエントの間は対等な関係であるとされています。
カウンセラーは、クライエントが抱えている問題、たとえばセクシュアルハラスメントや家庭内暴力、離婚や不妊などについて、
それらはけっして個人的な問題ではなく、社会的、政治的なものであるということを理解できるようにサポートしていきます。
そのうえで、本人が内に秘めている力を引き出し、発揮できるように援助します。
つまり、フェミニストカウンセリングの目的は、人とのかかわり合いを通して、クライエントが自分を大切にすること、
さらに、自分らしくありたいと願うことを実現させるといったところにあります。
もう一つの技法はグループワークです。
数人のメンバーで思っていることや感じたことなどを話していきます。
自分の内面を見つめ、それを言語にする過程で問題意識が生じたり、それまで気づいていなかった新しい発見をしたりすることで、そのプロセスが癒しにつながることを目的にします。
このようなグループワークをコンシャスネスレージング(意識覚醒)グループの活動といいます。
カウンセラーは進行役としてかかわり、権威的にならないように接します。
グループワークにはほかにも、同じ悩みをもつ人たちが集まり支え合うグループや、
自分の意見を人前で話すことができるように訓練するアサーデイブトレーニングなどがあります。
フェミニストカウンセラーは、行政の女性問題相談室の相談員や行政が運営している女性センターなどから依頼を受け、カウンセリングを行うことがあります。
さらに、フェミニストカウンセラーが主催して、あるいは行政の女性政策担当の部署から依頼を受け、講師として話をすることもあります。
フェミニストカウンセラーは、日本ではいくつかのグループが活動しています。
それらのグループでオフィスをもち、カウンセリングルームを運営したり、電話相談を開設しているところもあります。
現在、日本ではフェミニストカウンセラーの資格制度はありません。
しかし、最近の動きとして、日本フェミニストカウンセリング研究連絡会が発足し、運営委員会では資格の検討を行っています。
フェミニストカウンセラーの活躍が各地でみられるようになっていることなどから、将来、資格制度ができる可能性も考えられます。
結婚カウンセラー
離婚大国アメリカでは、初婚カップルの3分の2近くが別れるそうです。
離婚は痛みをともなうものであって、夫婦、子どもとも深く傷つくのは避けられません。
できれば離婚はしたくないと思う人がほとんどでしょう。
そこで、結婚前のカップルのための結婚カウンセラーという職業があります。
将来、結婚してうまくやっていけるかどうか、悩むカップルに相性診断のようなテ\ストを受けてもらい、その結果を見てカウセリングを行います。
離婚の可階性を科学的に判定するテストも開発されました。
カップルは150以上もの質問について回答し、それをコンピュータ処理にかけることにより、カップルが将来離婚するかどうか約8割の確率で予測できるとのことです。
日本では、結婚カウンセラーはまだまだ珍しい存在で、もちろん資格制度もありません。
しかし、最近では離婚件数力準問22万件を超え、5組に1組が別れるという状況です。リスクを避けたいと考える人は多くなっています。
結婚カウンセラーの活躍が増えるかもしれません。
関連記事
サイトマップカテゴリー:リハビリにかかわる仕事
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2232

