作業療法士の仕事の流れ
作業療法士は、つぎのような流れにそって患者と接し、作業療法を行います。
この流れは、病院や福祉施設、どの場所でも基本的に同じです。
・処方
医師が、この患者にはリハビリが必要だと判断すると、作業療法士にリハビリの依頼をします。
作業療法は医師の指示(処方)からはじまるのが一般的です。
・評価
依頼を受けた作業療法士は、まず、面接や観察、各種の検査や測定を行い、
また、家庭環境や職業などさまざまな情報を集めて評価を行います。
このとき大切なのは、患者の話をよく聞いて、心の訴えに耳を傾けることです。
問題となっていることは何か、何ができて、何ができないのか、患者や家族は何を望んでいるのかなどをいろいろな角度から検討するのです。
・評価会議
つぎに、とに、医師、看護師、作業療法士が調査した内容をも理学療法士、言語聴覚士、臨床心理士など、患者にかかわるスタッフが集まって、治療内容を検討します。
これを評価会議とよびます。
・作業療法計画
評価会議が終わると、その評価をもとに長期的な回復の目標と短期的な回復の目標を立て、具体的な作業療法の計画を作成します。
・作業療法の実施
計画が完成し、準備がととのうと、計画にそって作業療法を行います。
・再評価
一定期間、作業療法を行ったあとは、治療効果を判断するために、作業療法士がもう一度評価を行います。
目標に達していなければ、さらにプログラムを検討して、あらためて療法がつづけられます。
・修了
計画通りに療法が進み、長期目標に到達すると、作業療法は終了となります。
作業療法士の様々な作業活動
作業療法とは、作業活動を通して心身の機能回復をはかることです。
障害が残った場合には、残された機能をどう生かして生活していくか、ということも作業活動を通して学びます。
作業療法士がリハビリのなかで用いる作業活動は、
・遊びやレクリエーション的活動
・創作的活動
・仕事・学習活動
・身体運動活動 せいかつけん
・生活圏拡大活動
・生活活動
の6つに分類できます。
おもな内容はつぎの通りになります。
作業療法士は、これらの作業活動のなかから、患者に合ったものを選択して用いるのです。
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