作業療法士の活躍する場所
作業療法をはじめとするリハビリが行われる場所は、大きく4種類に分けることができます。
ひとつめは、「医学的リハビリ」が行われる現場です。
病気の治療、身体機能を回復させる訓練、身体の不自由な部分の代わりに、身体の別の部分を使って作業活動を行えるようにするための代償機能訓練、
さらに、退院後を想定した日常生活の動作の訓練などが行われます。
診療所や一般病院、リハビリテーションセンターなどがこれに当てはまります。
つぎは、養護学校、特殊学級、肢体不自由児施設などの現場で行われている「教育的リハビリ」の現場です。
日常生活の動作の訓練、しつけなど児童に対する教育が行われます。
三つめは「職業的リハビリ」の現場です。
心身に障害を持つ人が職業についたり、以前つとめていた職場に復帰するための職業訓練が行われています。
おもな施設は、職業リハビリテーションセンター、地域障害者職業センター、職業訓練校、福祉工場、公共職業安定所などです。
四つめは、福祉事務所、身体障害者更正相談所、社会福祉施設、社会福祉協議会、高齢者介護施設、在宅介護支援センター、行政機関などで行われている「社会的リハビリ」の現場です。
これらの施設では、障害を持った人が、社会や家庭に復帰する際に妨げとなる経済的問題や法律・行政上の問題、
住宅や交通機関を利用するときに起こる問題を軽減するために、行政制度や公共施設の活用の仕方を指導するなどの援助が行われています。
これらの施設に勤務する作業療法士は、それぞれの勤務先に応じた、リハビリを行っているのです。
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