ジョブコーチ
あまり聞かない名ですが、重度障害者の就労を助けるためにいっしょに職場に入る専門スタッフです。
アメリカの「援護就労」というシステムにならっています。
ジョブコーチの役目は、その障害者に合った職場を探し、自分自身がその仕事を覚えるところから始まります。その後、障害者に付き添い職場で手助けします。
自立が最終日的ですから、たんに手を貸すのではなく、できないところに手を加えるようにします。
たとえば、作業手順を絵にして確認させたり、質問するときのためにコーチや従業員の顔写真のカードを持たせたりと工夫しています。
企業と障害者の意思の疎通のサポートも大切な役目。
周囲の理解、協力が得られるように、障害者の障害の状態、発作時の対処法などを説明したりもします。
まだ職種として定着したわけではなく、一部機関で試行錯誤しながら軌道に乗せようとしている段階です。
あるいは、方法論としていかしている段階といったほうがいいでしょう。
養成へ向けての試みはあります。
ある社会福祉法人では毎年、基礎実践の各講座を開いています。
独自に養成したスタッフが、自閉症者らの就労を助けてもいます。
ジョブコーチの働きがより広く知られるようになり、養成のシステムが整っていけば、ジョブコーチの活躍場が増え、障害者の就労はいまよりもっと助けられることになりそうです。
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