介護の職場の勤務形態
代表的な勤務形態には、「日勤型」「宿直型」「夜勤型」の3つがあります。
「日勤型」:大半の相談機関や適所型施設の勤務形態。
通所型の身体障害者授産施設の指導員や保育所の保育士などがこのタイプです。
勤務は通常、朝から夕方までの8時間で、施設の休日、約束した日などが休みです。
「宿直型」:入所型の施設の職員の勤務形態。
朝から夕方までの8時間の「平常勤務」に、早番、遅番、宿直か週1回程度まわってきます。休日は交代制。
「夜勤型」:24時間介護や養護が必要な人が入所している施設の職員の勤務形態。
特別養護老人ホームの介護職や乳児院の保育士、身体障害者・知的障害者施設の指導員などがこれにあたります。
給与については、職場や職種によって格差はありますが、多くの民間福祉施設は、公務員の給与に準じています。
ただし、中途採用者に関しては、年齢や前職歴などにより初任給は違ってきます。
民間の福祉施設の場合、職員の募集があるのは、現在在籍している職員が退職して欠員が出る、施設の新設、事業拡大にともなう増員がある、
の2つのいずれかの理由が生じた場合に限られます。
したがって、一般企業のような「定期採用」はほどんどありません。
職員の募集に関する情報は、各都道府県の福祉人材センター、新聞広告(折り込み広告も含む)、その施設がある市町村広報紙などで得ることができます。
福祉人材センターでは、福祉関係の就職に関するあらゆる相談にも応じてくれるので、一度足を運んでみるのもいいでしょう。
人相手の仕事だからこその、精神的なきつさもあると心しておきましょう。
そのうえで、どういう仕事が自分に合いそうか考えてみるといいでしょう。
たとえば、利用者の年齢は上の人がいいか、自分よりうんと小さい子のほうが親しめるか。
また、心身に障害をもつ人とはどうかなど。ともに働くスタッフのことも忘れてはなりません。
一人でするのではなく、ほかの多くの専門職と協力してしていく仕事です。
場合によっては、あなたがだれかに指示を出す立場になるかもしれません。その逆もあるでしょう。
施設や機関により働く専門職はさまざまです。
仕事は職場の人間関係によってもやりがいが遣ってくることを考えましょう。
たとえば「介護福祉士」のように、介護職への就職に有利な資格も確かにあります。
しかし、資格を取得するためには養成学校*に入学し、課程を修了後、国家試験を受けなければならない資格が多くあります。
資格取得にかかる学費や年数を考慮すると、むやみに資格取得にはしるのは考えものです。
職員選考では資格、年齢、経歴なども条件ではありますが、最終的には人物、適性の評価が大きなウエイトを占めることも知っておいてほしいこと。
資格取得をめざすなら、つきたい職種・分野にとって適切な資格は何なのか、
さらに資格を取得した場合の就職状況はどうなのかなどをよく調べたうえで、養成学校への入学を検討することが望ましいでしょう。
「ケア・福祉のしごと」は、「やりがい」のある仕事である反面、責任の重い仕事でもあります。
自分の生き方や目標、将来設計などをよく考えたうえで、もっともふさわしい職場を選びましょう。
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