幼稚園教諭
幼稚園の対象年齢は、満3歳から小学校入学まで。この子どもたちと接するのが幼稚園の先生です。
園児たちは1日のうち平均で4時間ぐらいを幼椎園で過ごします。
決められたカリキュラムにそって保育・教育が行われます。
低年齢の子どもは、遊びが中心ですが、食事やトイレなど基本的なしつけも教えます。
年齢が高くなるにつれ歌やダンス、お絵描きなど、情操教育に重点が置かれるようになります。
また、集団生活を通してルールや友達との接し方を学ばせ、社会性や協調性を身につけさせるようになります。
園児たちの帰宅後は成長の記録や保護者への連絡といった事務、また職員会議や行事の準備などにあたります。
幼児期は人格の基礎づくりがなされる重要な時期、先生の接し方が子どもの成長に影響します。
常に子どもの目線で考えられる柔軟な対応が求められるのです。
幼稚園教諭の働くところはおもに幼稚園。
学校教育法によって「幼児を保育し、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長すること」を目的に設立された任意の教育機関です。
ですから義務教育ではありませんが、現在、入園率は6割を超えています。
1クラス35名以下の同年齢による編成で、年間教育週数は39週以上と法律で決まっています。
現在、幼椎園の数も減少しており、97年には1万4,690園になりました。一方で、幼稚園教諭は増えています。
生き残りをかけて少子化対策に対応しようとする幼稚園も出てきました。
具体的には、園内に保育サービスを設けて3歳児より低年齢の子どもたちを預かるようにしたり、働く親のために在園時間を延長するなどといった新しいタイプの運営が始まっています。
幼稚園教諭の需要は安定
安定免許状を取得するのが先決 幼稚園教諭になるには免許状が必要です。
取得後は採用試験を受けることになりますが、幼椎園には国公立と私立があり、それぞれ採用試験を実施しています。
国公立の場合は各自治体の教育委員会が行う教員候補者採用選考試験に合格し、
教員採用候補者名簿に登載されることが必要です。
待遇は地方公務員となり、給与水準は小学校教諭とほぼ同じです。
私立の場合は、各幼稚園が独自に採用試験を行って採用するようになります。
給与などは公立の場合とほとんど変わらないといわれています。
保育士資格も取れれば取ろう
幼稚園の数が増えることは期待できませんので、幼椎園教諭になるのはやや狭き門になりつつあります。
学校によっては保育士資格と幼稚園教諭の免許の両方を取得できるところがあります。
就職の機会を増やすためにも、両方取得しておいたほうが有利といえます。
キャリアを積み、将来は幼稚園園長になるか、自分で理想の幼稚園をつくるといったビジョンをもつのもいいでしょう。
幼稚園教諭を仕事として希望するなら、幼稚園教諭免許状を取得しなければなりません。
免許状には専修、1種、2種があります。
資格を取るには
短大、大学、大学院で学ぶ
短大で幼児教育課程を履修し卒業する、または2年制幼稚園教諭養成所を卒業すると2種免許状が取得できます。
あるいは、4年制の大学に進み幼児教育課程を履修した場合は卒業時に1種免許状を取得することができます。
さらに大学院に進み修士課程を終えた人には、専修免許状が与えられます。
臨時免許から教職員検定試験
まれな例ですが、臨時免許(雇う側が教育委員会に特別に申請)をもち教職6年以上、大学などで必要な単位を修得し都道府県の教育委員会が行う教職員検定試験に合格すると2種免許状が取得できます。
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